24時間サポートは断れる?火災保険との重複と外し方
賃貸の見積書に「24時間安心サポート」「生活サポート24」「緊急サポート」などの名目で計上されることがあります。任意サービスであることに加え、火災保険の付帯サービスと重複しているケースも多く見られます。
結論:任意サービス・火災保険との重複を確認
24時間サポートは一般的に任意のサービスです。加入予定の火災保険に同種の付帯サービスがある場合、二重払いになります。削除を求める、または保険を切り替えて重複を解消する方法があります。
1. 24時間サポートとは何か
賃貸向けの24時間対応サポートサービスです。 「水回りのトラブル」「鍵の紛失・締め出し」「設備の故障」「深夜の騒音トラブル」などに電話対応・業者手配を行うとされています。
よく使われる名称
24時間安心サポート・くらしーど24・生活サポート24・緊急サポート・安心入居サポート・ライフサポートなど
月額換算で1,000〜3,000円程度(年額12,000〜36,000円)が相場です。 2年契約なら24,000〜72,000円になります。
2. 火災保険との重複問題
賃貸向け火災保険の多くには、24時間サポートと同種のサービスが付帯しています。 代表的なものは以下の通りです。
火災保険に含まれることが多いサービス例
- 水回りトラブルの緊急対応(パッキン交換・止水栓操作等)
- 鍵の紛失・締め出し時の解錠対応
- 設備故障時の応急処置
- 24時間電話相談
同じサービスを2つ契約していても、受けられるサービスは1つです。 どちらに連絡しても同じ業者が来るケースも多く、重複して払う意味はありません。
確認方法:加入予定または加入中の火災保険の「付帯サービス一覧」を取り寄せ、 内容を比較してください。
3. 削除を求める方法
メールで確認する内容
- このサービスが任意か必須かの確認
- 加入している火災保険の付帯サービスとの重複がないかの確認
- 必須とする場合、その根拠の開示を求める
- 削除した場合の手続き方法の確認
「任意サービスであることを確認した上で、今回は利用しない選択肢があるかを確認したい」という姿勢で伝えると、角が立ちにくくなります。
4. 業者の返しパターンと対処
「弊社のプランとセットです」
「セットである根拠・必須とする理由を書面で確認させてください。また、火災保険の付帯サービスとの重複がないかも確認したいです」と返しましょう。
「トラブル時に困りますよ」
「加入中の火災保険に同様の付帯サービスがあります。内容が重複しているため今回は不要です」と伝えましょう。保険の補償内容を事前に確認しておくと有効です。
「オーナーが必須にしています」
「オーナーが任意サービスを必須とする場合、その根拠を書面でご説明いただけますか」と確認しましょう。任意サービスを必須にする根拠を書面で示すことは難しいはずです。
5. 外れない場合の選択肢
火災保険を自分で選んで付帯サービスを活用する
24時間サポートが外れなくても、火災保険を自分で選んで安くすれば、トータルの出費を抑えられます。 保険会社を変えることで年間数千円〜1万円以上節約できるケースがあります。
フリーレント転換を求める
「24時間サポートを外せないなら、初期費用の総額をフリーレントで調整してもらえますか」という交渉が有効なケースもあります。
参考・出典
- 1.宅地建物取引業法 第47条第1号(任意サービスを必須と称する行為の禁止) — e-Gov 法令検索
- 2.消費者契約法 第10条(消費者の利益を一方的に害する条項の無効) — e-Gov 法令検索
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