抗菌コーティング・光触媒コーティングは断れる?賃貸で請求された場合の確認方法
賃貸の見積書に「抗菌コーティング費」「光触媒コーティング費」「抗ウイルスコーティング費」として1〜3万円程度が計上されることがあります。任意サービスの位置づけが多く、断れるケースがある費目です。
結論:任意サービスとして断れる可能性が高い
抗菌コーティング・光触媒コーティングは法令上の義務ではなく、一般的には任意サービスです。必須とする根拠が示されない場合は削除を求める余地があります。消毒代との重複がある場合はその点も確認が必要です。
1. 抗菌コーティングとはどんな費用か
抗菌コーティングとは、室内の床・壁・設備の表面に抗菌・抗ウイルス効果があるとされる 薬剤を塗布・コーティングするサービスです。 光触媒(酸化チタン)・銀イオン系・二酸化チタンなど複数の技術が使われます。
見積書での主な表記
- 抗菌コーティング費
- 光触媒コーティング費
- 抗ウイルスコーティング費
- 除菌・抗菌施工費
金額は8,000〜30,000円程度と幅があります。 コーティングの効果・耐久期間・施工範囲によって費用が異なりますが、 実際の施工内容を確認できるケースは少ないのが現状です。
2. 消毒代との違いと重複チェック
消毒代と抗菌コーティング費が両方、見積書に記載されているケースがあります。 それぞれの内容が異なれば問題ありませんが、実質的に重複している場合は確認が必要です。
重複が疑われる場合
「消毒代」と「抗菌コーティング費」が両方ある場合、 それぞれの具体的な施工内容と担当業者を確認しましょう。 内容が実質的に重複している場合は両方を請求する根拠の説明が必要です。
3. 確認すべき点
- 1この費用は任意か必須か
- 2必須の場合、入居条件としての根拠(貸主指定・物件条件など)
- 3施工内容・使用薬剤・施工業者名(施工証明の有無)
- 4消毒代など同種の費用との内容の重複がないか
4. 業者の返しパターンと対処
「衛生管理のため全室に施工しています」
「全室に施工されているとのことですが、この費用は任意ですか必須ですか?任意であれば今回は不要です。必須の場合はその根拠をご説明ください」と確認しましょう。
「施工済みなので費用が発生します」
「施工済みとのことですが、施工業者名・施工日・使用薬剤を記載した書面をいただけますか」と確認しましょう。施工実態の確認になります。
「消毒代とは別のサービスです」
「それぞれの施工内容の違いを具体的に教えていただけますか。内容が異なるものであれば確認した上で判断します」と伝え、重複かどうかを内容ベースで確認しましょう。
参考・出典
- 1.宅地建物取引業法 第47条第1号(重要事実の不告知・誤解させる行為の禁止) — e-Gov 法令検索
- 2.消費者契約法 第10条(消費者の利益を一方的に害する条項の無効) — e-Gov 法令検索
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