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入居準備系

抗菌・光触媒コーティング費とは?必要か確認すべきこと

抗菌・光触媒コーティング費は、部屋を借りるために当然必要な費用ではありません。消毒・抗菌施工費と同じく任意サービスが多く、外せる可能性があります。高額(3万円以上)の場合は特に根拠と施工内容を確認しましょう。

この費用は何か

抗菌・光触媒コーティング費は、部屋の壁・床・扉などにコーティング剤を塗布することで抗菌・抗ウイルス・防臭効果を得るとされる施工費用です。「光触媒コーティング」「抗ウイルスコート」「フロアコーティング」など名目はさまざまです。効果の持続期間・施工箇所・使用製品の品質は業者によって大きく異なります。

消毒・抗菌施工費との違い

消毒・抗菌施工費(薬剤散布・除菌処理)と抗菌・光触媒コーティング費(コーティング剤塗布)は別の施工として両方請求されることがあります。内容が実質的に重複している場合は「クリーニング費には何が含まれるか」「消毒費とコーティング費はそれぞれ何をする費用か」を確認しましょう。

まず任意か必須かを確認する

この費用も部屋を借りるために当然必要な費用ではありません。消毒費と同じく「任意サービスですか?」「外せますか?」と確認しましょう。必須と言われた場合は施工箇所・使用製品・金額内訳・契約のどの条件に基づくかを書面で確認します。

金額と内容の確認

光触媒コーティングは正規業者が行えば1LDKで5〜15万円程度が相場になることもありますが、実態は簡易スプレー施工で数千円の作業を3〜5万円で請求されているケースもあります。2万円以上の場合は施工箇所・使用製品名・施工業者・作業報告書を必ず確認しましょう。

契約前の場合

まずこう聞けば十分です。「任意サービスですか?」「任意であれば外したいです。」消毒費と同様に取り扱えます。必須と言われた場合は施工内容・施工証明・他の施工費との違いを確認しましょう。

契約後の場合

任意説明がなかった・施工日時や使用製品が分からない・消毒費と実質的に重複している・作業報告書がない場合は確認できます。まず「何を施工したか」「他の費目との違い」を業者に確認しましょう。

確認の3点

  • 1任意なのか必須なのか(必須なら根拠を書面で確認)
  • 2本当に施工されるのか(施工箇所・製品名・作業報告書)
  • 3消毒費・クリーニング費と役務が重複していないか

確認すべきこと

  • 任意か必須か
  • 外せるか
  • 施工箇所・使用製品・施工範囲
  • 施工証明・作業報告書の有無
  • 消毒・抗菌施工費と重複していないか
  • クリーニング費と役務が重複していないか
  • パック料金に含まれている場合は内訳と個別に外せるか

交渉のしやすさ

契約前

高い。任意サービスであれば外せる可能性がある。消毒費と同様に「任意なら外したいです」の一言で足りることが多い。

契約後

中。任意説明がなかった・施工実態が不明・施工証明がない・消毒費と重複している場合は確認余地がある。

確認文例

契約前

抗菌・光触媒コーティング費について確認させてください。こちらは任意サービスでしょうか。任意であれば外したいです。必須とのことであれば、施工箇所、使用製品名、施工予定日、施工業者、消毒費・クリーニング費との違い、金額内訳を書面でご説明いただけますでしょうか。

契約後

抗菌・光触媒コーティング費について確認させてください。施工日、施工業者、施工箇所、使用製品名、作業報告書または施工証明の有無、消毒費・クリーニング費との役務の違いをご教示いただけますでしょうか。

交渉の流れと確認メールのカバー範囲

各ステップの分岐を確認しながら交渉の流れをたどれます。確認メール(青)が必要なタイミングの目安として参考にしてください。

確認✉ 1通目✉ 2通目業者の返し← カバー範囲の目安
原則

原則:消毒費・害虫駆除費と同じ構造。入居前状態維持は貸主の義務

任意の施工費を借主が負担する根拠が必要。消毒費との同時請求は類似目的への二重請求になっている可能性がある。

確認

同時請求の有無と施工の実態を確認する

消毒費・害虫駆除費と同時に請求されている場合、何がどう違うのかを確認する。実際の施工が市販の抗菌スプレーを吹きかけるだけのケースも多い。

消毒費・害虫駆除費との同時請求がある
次の手

3費目が同じ目的への重複請求になっている可能性。1通目で「それぞれ何をする費用か」を問う

単独請求
次の手

施工実態と借主負担の根拠を問う。実態不明なら削除を求めやすい

✉ 1通目

1通目メール:根拠・実態・発注者・他費目との重複を一括して問う

「消毒費・害虫駆除費と何が違うか」「施工日・使用製品・作業内容の明細」「任意か必須か」「オーナーの条件か御社の条件か」を含める。

外れた・任意と確認できた
完了

完了

「全物件実施・必須です」という返し
業者の返し

業者の返し:「全物件で実施しています。必須です」

消毒費と同じ返し。「全員実施」は断れない根拠にならない。施工実態を具体的に問うと答えにくくなるケースが多い。

✉ 2通目

2通目メール:他費目との役務の違いを具体的に問い直す

業者の条件だった
次の手

他社で同じ物件を探す

オーナーの条件・変えられない
次の手

フリーレント転換・他費目との総額相殺を提案する

よくある質問

Q. 抗菌・光触媒コーティング費は外せますか?

契約前なら外せる可能性があります。「任意サービスですか。任意であれば外したいです」と確認しましょう。消毒費と同様に扱えます。

Q. 消毒費と両方請求されています。どちらかで足りませんか?

役務が重複している可能性があります。「消毒費とコーティング費はそれぞれ何をする費用か」「重複していないか」を確認しましょう。

Q. 「施工済みです」と言われました。証明はありますか?

施工日・施工業者・施工箇所・使用製品名・作業報告書の有無を確認しましょう。見た目で分かりにくい施工だからこそ記録の確認が重要です。

Q. 「必須です」と言われました。

必須となる根拠を確認しましょう。契約書・重説・管理会社規定のどこに基づくかを確認しましょう。「全員必須です」「管理会社の規定です」だけでは根拠になりません。

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